

私たちのコピアは20年が経ちました。ここまで歩み続けられたのは皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。
この間、皆様ご承知のように何回か移転を経験しつつ、活動場所も1か所から2か所に増やすことができました。
加えて、重症児を受け入れることができる体制を整え、より多くの子どもたちが集えるようになりました。
紆余曲折の中、私たちはその時々に合わせて皆で考え、最善の道を選択してきたと思っています。
学校や障害児のための事業のあり方を含めて、子どもを巡る環境が大きく変わってきています。
しかし、私たちの中で変わらないものもありました。
それはコピアが専門家の手になる集団ではなく、保護者の皆さんと一緒に歩んできた素人の手になる集団であったことです。
これは誇っても良いことではないかと考えています。
素朴な感覚が今のコピアの原点になっており、プラスに作用していると思えるからです。
さて、子どもにとって学校と家は重い存在で、それぞれが重要な役割を占めております。
家はありのままの姿を出せると同時に、限られた人間関係のもとで営まれ、
わがままを生んだり、親子が煮詰まってしまう場ともなります。
一方、学校は友達がおり、先生による指導の目があり、教育目標に従って活動が進められています。
子どもたちは集団や友達関係の中で、我慢することや頑張ることを学びます。
学校と家の両方の持ち味で、子供の環境はほぼ完成しているような印象を受けますが、やはり何かが欠けているのです。
コピアでは、子供たちが家で見せる顔、学校で見せる顔とは異なった顔を見せることができ、
何となく自由で、隠れていた自分を出すことができます。
保護者と学校の先生が後ろに控えていることを踏まえて、緩やかな人間関係が自然な自分を出せるようになって行きます。
私たちはコピアを通じて子どもの成長を促す場を
作ってきたことに自信を持ち続けたいと思っております。


- 対 象
- 江東区内に住む、障害をもつ小学生から高校生まで。
放課後等デイサービスの受給者証が必要です。 - 送 迎
- 送迎車、都バスまたは徒歩などで下校から施設までの送迎を行っています。
- 開所日
- 祝日・年末年始・お盆を除く月~土曜日

普段介護されているご家族の方が、病気、出産、冠婚葬祭への出席などの時に保護します。
障害者総合支援法に基づく居宅介護、移動支援をこぴあクラブ(東京都指定事業者)において行っています。
障害児の心身の状況や環境、障害児または保護者の意向などを踏まえて「障害児支援利用計画案」の作成を行います。
こぴあクラブに入会した子どもの保護者には全員入会していただきます。子ども達の健やかな成長のため、クラブの運営が円滑に行われるよう、交流や学習、行事への協力や事業活動等に取り組みます。クラブが開く「保護者会」と区別しています。

こぴあクラブ(冬木)所在地 : 〒135-0041 東京都江東区冬木6-20 |
第2こぴあクラブ(亀戸)所在地 : 〒136-0071 東京都江東区亀戸6-48-5 |
第3こぴあクラブ(枝川)所在地 : 〒135-0051住所東京都江東区枝川1-11-16 |



- 1992年
- ピア(障害児の学童保育問題を考える会)」設立。
- 1995年4月
- 神愛保育園の協力を得て「こぴあクラブ」(森下)を発足。
- 10月
- 「心身障害児通所訓練事業」として江東区より補助金を受ける。
- 1999年4月
- 「こぴあクラブ北砂分室」を発足。
- 2001年4月
- 「こぴあクラブ北砂」独立。
- 2002年10月
- 「こぴあクラブ」森下から冬木へ移転。
- 2002年11月
- NPO法人を取得。
- 2003年4月
- ヘルパー事業を発足。
- 2008年2月
- 「こぴあクラブ北砂」が亀戸へ移転。
名称を「こぴあクラブ北砂」から「第2こぴあクラブ」に変更。 - 2008年4月
- 亀戸の同建物内に「第3こぴあクラブ」を開所。
- 2013年4月
- 全ての施設が「放課後等デイサービス」法内化移行。
それに伴い「第3こぴあクラブ」は「第2こぴあクラブ」に吸収合併。 - 2013年3月
- こぴあクラブのドキュメンタリー映画「世界一すてきな僕たち私たちへ」が完成。
現在(いま)
こぴあクラブ(冬木)
深川地区の子ども。
相談支援事業・ヘルパー事業(居宅・移動)も指定を受けています。
第2こぴあクラブ(亀戸)
城東地区の子ども。
機能訓練士・看護師・嘱託医を配置し、重症心身障害児を受け入れる指定を取りました。
第3こぴあクラブ(枝川)
2016年4月開所。
臨海地区および重心の子ども。